突然のポーランドからの大量アクセス:スパムの可能性とその対処法

最近、私のブログに突然、ポーランドから大量のアクセスが増えていることに気づきました。18分間隔ごとに常にトップページに張り付いてきます。一般的に、異常なトラフィックが発生した場合、その背後にスパムの可能性があることを念頭に置くことが重要です。

調べた所海外でも同様にポーランドからのアクセスが多発しているようです。
実際の所はVPNなど通していると思うので、ポーランド経由でどこかの国からアクセスされている可能性はあります。

なのでポーランドが悪いということではないかもしれません。

ポーランドはウクライナと同盟国でもあります。

突然の海外アクセスの増加とスパムの関連性

ポーランドからの急激なトラフィック増加がスパムの可能性がある理由を考えると、以下のような要因が挙げられます。

  1. ボットによる自動アクセス: ポーランドからの大量のアクセスが、実際には機械的なボットによるものである可能性があります。これらのボットは、ウェブサイトのトラフィックを偽装し、検索エンジンのランキングを上げることを目的としています。
  2. スパムリファラートラフィック: リファラートラフィックは、他のウェブサイトからのリンクによって生じるトラフィックです。しかし、時にはスパムサイトからのリンクがあることもあります。この場合、スパムサイトがウェブサイトへのリンクを送信し、トラフィックを増加させることがあります。
  3. 意図的な攻撃: 悪意のある攻撃者が、サーバーへの負荷を増やすために意図的にトラフィックを増加させることがあります。これは、サービスの停止や情報の盗み出しを狙った攻撃の一形態です。

以上のようなスパムの可能性を考えると、次の対処法が考えられます。

  1. トラフィックの分析: アクセスログを詳細に分析し、トラフィックのパターンやリファラーを注意深く調査します。これによって、正規のトラフィックと異常なトラフィックを区別することができます。
  2. スパムフィルターの導入: ウェブサイトには、スパムボットやスパムリファラートラフィックを検出し、遮断するためのスパムフィルターを導入することが重要です。
  3. IPアドレスのブロック: 異常なトラフィックが特定のIPアドレスから発生している場合、そのIPアドレスをブロックすることが有効な対策です。
  4. セキュリティの強化: サーバーセキュリティを強化し、不正アクセスや攻撃から保護するために、最新のセキュリティ対策を実施します。

ポーランドからの大量のトラフィックがスパムの可能性があることに対処するためには、ウェブサイト管理者が慎重に行動し、適切な対策を講じることが重要です。

サーバーのコンパネにログインして、ブログへの攻撃がないかログを確認しましょう。

また不審なメールなどは絶対に開かないようにしましょう。

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Googleアナリティクスにおける問題

Googleアナリティクスにおけるデータ収集にも問題が起きる可能性があります。特に、スパムトラフィックが大量に発生する場合、以下のような問題が発生する可能性があります。

  1. データの信頼性の低下: スパムトラフィックがデータに混入すると、正確な分析が困難になります。偽のトラフィックが含まれているため、ウェブサイトの実際のパフォーマンスやユーザーの行動に関する正確な洞察を得ることが難しくなります。
  2. リソースの浪費: スパムトラフィックによって、ウェブサーバーやGoogleアナリティクスなどのリソースが浪費される可能性があります。不正なトラフィックを処理するために、貴重なサーバーリソースや帯域幅が消費され、正規のトラフィックへのサービスが低下する可能性があります。
  3. 誤った意思決定への影響: スパムトラフィックが正規のトラフィックと混在している場合、誤った意思決定が行われる可能性があります。例えば、マーケティングキャンペーンの効果を評価したり、コンテンツ戦略を構築したりする際に、正確でないデータに基づいて誤った判断を下す可能性があります。

これらの問題を解決するためには、次のような対策が考えられます。

  • フィルタリングの強化: Googleアナリティクスや他の分析ツールで、スパムトラフィックを自動的にフィルタリングする機能を利用します。
  • カスタムフィルターの設定: 特定のIPアドレスやリファラーを含むトラフィックを除外するカスタムフィルターを設定することで、スパムトラフィックを取り除きます。
  • 定期的なデータのクリーンアップ: 定期的にデータをクリーンアップし、スパムトラフィックを除去することで、分析の信頼性を確保します。
  • ウェブサイトのセキュリティ強化: ウェブサイトのセキュリティを強化し、スパムボットや不正なトラフィックをブロックするセキュリティ対策を実施します。

これらの対策を通じて、Googleアナリティクスにおけるデータ収集の信頼性を向上させ、正確な分析を可能にします。

ipアドレスが割り出せるのであればgoogleアナリティクスで内部トラフィックから除外しておけば計測されずに済みます。

Googleアナリティクス GA4 | 特定のipアドレスを除外する方法
自分のサイトを確認する際にIPアドレスを除外していますでしょうか?除外できていないと自分のアクセスもGoogleアナリティクスに反映されることがあります。そうなると正しいデータが取得できずに分析がうまくいきません。 なので今回は特定のIPア...

googleアナリティクスの管理で、データの収集と修正データストリームでストリームを選択、googleタグの項目の中のタグ設定を行う、設定項目のもっと見るを押して内部トラフィックの定義を選択、新規作成してipアドレスを登録。管理画面のトップに戻り、データの収集と修正の中のデータフィルタを選択Internal Trafficを有効にして完了。

Googleアナリティクスでの対応方法

Googleアナリティクスの計測に困っている方は探索機能を使ってポーランドを排除して分析してみてもいいかもですね。
詳しくは下の記事などからどうぞ

レポートのスナップショットで国ごとのデータを見る方法はこちら

Googleアナリティクス GA4 | 地域別ページビュー数の確認方法
Googleアナリティクスを使っている時に国別の表示回数を調べたいなんて時ありますよね。よくあるのが海外からのスパムが増えて日本のアクセス数が分からなくなった時など。そんな時に使える確認方法です。 確認方法 まずはレポートを開きます。レポー...

探索機能を使ってグラフを作成する方法はこちらから

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アクセス履歴

2024/02/20 13:00頃 ポーランドからのアクセスがなくなりました。
2024/02/20 14:20頃 アクセスが復活。
2024/02/21 9:00頃 10分間隔に狭まる
2024/02/21 11:00頃 アクセスがなくなる。
2024/02/21 15:00頃 10分間隔で復活。
2024/02/22 アクセスがまちまちになる。(このまま終わってくれるのか!?)
2024/02/26 アクセスがなくなる。
2024/02/26 14:20頃 いままで1ユーザーだったのが8ユーザー同時にアクセスが来る(1回で終わり以降アクセスがなくなる)

2024/02/28 アクセスがまちまちになる。だんだん途切れてきた。
2024/02/29 一気に109ユーザーのアクセスが来る。

2024/03/04からついにアクセスがなくなる

スパムが無くなったあとに参照元を調べた結果がこちらです。

  • news.grets.store
  • static.seders.website
  • rida.tokyo
  • info.seders.website
  • kar.razas.site
  • trast.mantero.online
  • game.fertuk.site
  • ofer.bartikus.site
  • garold.dertus.site

これら全てが今回のリファラースパムの参照元です。
絶対にアクセスしないように。

ちなみにリファラーは偽装できるのであくまでGA4上のデータに過ぎない

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