車の売却時、基本的に次の書類が必要です。
ない場合、再発行に時間がかかるので、できる
だけ事前に用意しておきましょう。
- 自動車検査証(車検証)
- 自動車損害賠償責任(自賠責)保険証明書
- 自動車税(種別割)納税証明書
- 印鑑登録証明書(有効期間:発行から3カ月以内)
- 預託証明書(リサイクル券)
- 委任状、譲渡証明書(普通自動車の場合、実印の押印が必要です)
ではひとつづつ確認していきましょう
必要書類
自動車検査証 (車検証)
車検証(自動車検査証)は、自動車が保安基準に適合していることを証明する書類です。正式名称は「自動車検査証」ですが、「車検証」と略称されることが多いです。
車検証は、自動車を公道で走行させるために必ず携帯していなければならない書類です。車検証を携帯していないと、50万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
自動車損害賠償責任(自賠責)保険証明書
自賠責保険証明書(自賠責保険証)とは自賠責保険に加入したときに発行されるもので、正式には自動車損害賠償責任保険証明書といい、自賠責保険証券という言い方もあります。自賠責保険証明書(自賠責保険証)には、主に以下のことが記載されています。
- 自動車登録番号または車台番号
- 保険期間
- 契約者の住所・氏名
- 保険会社名
- 自動車の種別(自家用乗用など)
- 保険料収納済印 など
自動車税(種別割)納税証明書
自動車税・軽自動車税の納税証明書とは、自動車税や軽自動車税を地方自治体に「地方税」としてきちんと納めたことを証明してくれる公的書類です。
印鑑登録証明書(有効期間:発行から3カ月以内)
実印と同一であることを証明する公的な書類です。車検証の名義変更手続きや自動車税の還付請求権譲渡手続きなど、所有権の移転に関わる手続きで必要となります。
●何枚必要になるか
通常、車を手放す際に買取してもらうだけの場合は、印鑑証明が2通必要となります。それは「移転登録」と「還付請求権譲渡手続き」の申請時に必要な2通です。
これまで乗っていた車を下取りしてもらい新たに別の車を現金で一括購入するケースでは、3通の印鑑証明が必要となります。それは、下取りしてもらう車の移転登録と還付請求権譲渡手続きに加え、新たに購入する自動車の新規登録用で1通の合計3通です。
預託証明書(リサイクル券)
預託証明書(リサイクル券)とは、自動車を解体する際に発生するシュレッダーダストやエアバッグ、フロン類などのリサイクル費用を前払いで支払ったことを証明する書類です。自動車リサイクル法に基づき、新車購入時に販売店から交付されます。
- 軽自動車・小型車で 7,000円~15,000円
- 普通自動車で10,000円~20,000円
委任状、譲渡証明書(普通自動車の場合、実印の押印が必要です)
委任状
車の名義変更手続きを第三者に代行してもらう際に必要となる書類です。委任者(所有者)と受任者(代理人)の情報、委任内容、実印を記入します。
譲渡証明書
車を売却する際に必要となる書類です。譲渡者(所有者)と譲受人(新所有者)の情報、車両情報、実印を記入します。
契約時に確認したいこと
契約時にトラブルになりやすい所はしっかり確認しておきましょう。
- キャンセル条項、違約金条項
- 税金等の未経過分の取り扱い(還付先)
- リサイクル料(預託金)の取り扱い
- 売却代金の入金方法、入金日
また口約束でも契約になりますので、確認を取らずに口約束することのないようにしましょう。
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